コロナ禍で「iPad」がついに最強ツールになった 会議から娯楽まであらゆるシーンで使える

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そんなわけで私はビデオ会議はすべてiPadで行うようになった。こっちの方が断然、快適だ。そもそもiPadのバッテリーの持ちはノートパソコンよりずっといいし、スマホと比べて画面も大きいし、カバーを付ければ簡単に立てておくこともできる。

妻と私は最近、ゲームをしながら義理の兄とフェイスタイムで2時間にわたっておしゃべりをした。それでもiPadのバッテリーは70%以上残っていた。

iPadにオススメのキーボードは

iPadでビデオ会議をやるようになってから、メールを書いたりメモを取ったりといった仕事関係のタスクもかなりの部分、iPadへ移行した。バッテリー持ちのよさはありがたいし、ほかのアプリ画面が見えないから作業に集中できる。

使いやすさのすべてをiPadが単体でもたらしているわけではない。例えばキーボード1つ取っても、iPadには画面上のバーチャルなキーボードしかないのだが、液晶画面の上でタイプするのは快適とは言えない。

幸い、私はパンデミック前にいくつかiPad用のキーボードを試す機会があり、その中からロジクールのスリム・フォリオというキーボードを選んだ。価格は100ドル(日本では1万4080円)。取り付けは簡単だし、打つときの感じも普通のキーボードとほぼ同じ。おまけにケースがiPadを立てて使う場合に保護してくれる。

今も書く仕事の多くはノートパソコンでやっている。理由はパソコンのソフトウェアのほうがマルチタスク向きに作られているからだ。だが驚くくらいの量の仕事をタブレットでこなすこともできる。使いやすいキーボードが見つかったのが大きな要因だ。

私は普段は大量に本を読む人間だが、最近は漫画を読んで頭を休めたい気分だ。iPadにはコミックソロジーやコミック・ジールといった電子版の漫画を読むためのアプリがあり、紙のコミックよりも読みやすい。コマを拡大して見ることもできるし、画面が明るいから読書灯を付けずに読むこともできる。

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