「凡人にこそ中学受験」と塾講師が熱弁するワケ 漫画「二月の勝者-絶対合格の教室-」第3話

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凡人にこそ中学受験?いったいその理由とは。
『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』(小学館)
書影をクリックすると小学館のサイトにジャンプします

東京都内に住む子ども10万人のうち、中学受験に挑む子の割合は実に4割。多くの親子は「男女御三家」をはじめ、いわゆるトップ校合格を夢見て塾通いをスタートする。

しかし現実は甘くない。それらに合格するどころか、第一志望に受からずに受験を終える親子が7割にも上る。

過酷なのは結果だけではない。多くの家庭が小3(新小4)の2月に大手塾に入塾し、そこから丸3年を受験勉強に捧げるが、そこで突きつけられるのは、学力、体力、精神力、そして親子関係、カネの問題――。

中学受験に挑もうとする親子が知っておくべき、その実態とは。

東京・吉祥寺にある中堅の中学受験塾「桜花ゼミナール」を舞台に、中学受験の実情を克明に描き出した漫画『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』(小学館)より、抜粋してご紹介します。

※前々回記事:小学校の優等生が「偏差値40」中学受験界の実情

※前回記事:「7割が第一志望に受からない」中学受験の現実

この記事の漫画を読む(29ページ)
高瀬 志帆 漫画家

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たかせ しほ / Shiho Takase

代表作に『二月の勝者-絶対合格の教室-』(小学館)、『おとりよせ王子 飯田好実』(コミックゼノン/徳間書店)などがある。

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