GWの「5日×1日30分」で部屋スッキリ片づけ術 外出自粛の今こそ部屋を整理してみては?

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3~5日目はこの作業をあと4箱分繰り返します。

『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

ダラダラと作業をしないよう、1箱=30分を厳守しましょう。

30分集中して片づけるために、スマホのストップウォッチで測るか、1トラック=30分の音楽をかけるのもいいですね。1日1箱30分、片づけ終わるまで、集中状態をキープしましょう。

作業を繰り返していく中で、「使用頻度が高くないけれど大切なモノが、部屋に入りきらない」という瞬間が出てくるかもしれません。

モノとしっかり向き合ったうえで、もしどうしても部屋に入りきらなければ、外部収納に預けるのもオススメです。

スッキリした部屋の完成

例えば今の時期だと、冬物のダウンジャケットや布団は、押入れの中でかさばる存在。「部屋は狭いけれど、モノへの愛は捨てられない!」という方は、まず季節用品を部屋の外に出してみると、一気にスペースが広がります。あとは家に収まる範囲内で、ご自身の趣味のアイテムを大切に保管しましょう。

先日のわが家の衣替え。宅配収納のサマリーポケットに預けました(筆者撮影)

目立つ場所から優先的に片づけることで、グッと部屋での生活の利便性があがります。散らかりが気にならなくなり、在宅勤務の集中力もUPです。

在宅勤務で運動不足の方も、片づけをすれば自宅に運動スペースを作ることができますよ。

ゴールデンウィークの期間中うまく片づけに成功した方は、ぜひゴールデンウィーク後も、「1日30分の片づけ習慣」を続けてみましょう。

押入れの中も含め、家中のモノがすべて把握でき、とても暮らしやすい部屋を作ることができます。

米田 まりな 整理収納アドバイザー1級

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こめだ まりな / Marina Komeda

2014年に東京大学経済学部卒業後、住友商事に入社し、Eコマース領域の事業投資を担当する。2017年より株式会社サマリーに出向、資金調達とデータ解析を主に担当している。2020年4月から一橋大学修士課程(金融財務専攻)に入学予定。脚本家の祖父・研究者の父の影響を受け、茨城県・宮城県でモノに囲まれた幼少期を過ごす。都市・地方の住宅状況格差に関する自身の経験や、100万人の"モノデータ"を扱う企業サマリーで行ってきた消費者調査結果を元に、「捨てないお片づけ」を提唱。作家・デザイナー・起業家など、"モノを愛してやまない人"を対象に、片づけの活動を行っている。

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