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家にいすぎて疲れた人に教えたい切り替え方 禅僧が説くストレスを吹き飛ばす3つの対処法

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  • 川野 泰周 臨済宗建長寺派林香寺住職/精神科・心療内科医
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まず、何かイヤなことがあった時、そのときに自分の中で起こっている現象を「思考」「感情」「体の感覚」の3つに分けて分析してみます。(「3段階分析法」と私は呼んでいます)
まず、第1段階。「こういうことで悩んでいる」、「こういうことをしなくてはならないが、できない」といった具合に、自らの思考を観察します。

次に第2段階。それらの思考には多くの場合、感情が付随しています。そこでその感情を、「悲しみ」「焦り」「挫折感」「絶望感」「恥ずかしさ」といった短い単語で表現してみます。複数あっても結構です。

日々の自分を認めてあげる

そして、第3段階は体感です。体を上から下までスキャンするようにして、どこにどのような感覚があるかを観察します。先に紹介したボディスキャン瞑想を数秒でさっとやってみるイメージ。胸がキューッとする、頭がグッと締めつけられるなどです。

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こうして自分の中に生じている感覚を3段階で観察してから、最後に一度、深呼吸をしてリセットします。いったん背筋を軽くのばして姿勢を整え、息を思い切り吸って、ゆっくりと吐きながら、全部の感情やいま感じているネガティブなものを吐き出すように、「がんばったー」と心の中で、自分に声をかけてみます。周囲が気にならない場所なら、声に出して言ってみてもいいでしょう。

出来事を乗り越えようと奮闘している、日々の自分を認めてあげる。それがとても効果的なストレス管理法にもなるのです。多くの方が多かれ少なかれ、つらさ、苦しさを感じているときですが、ぜひ積極的なセルフケア習慣を取り入れて、心身ともに健やかに過ごしていただきたいと願っています。

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