意外な副業で本業よりも稼ぐ人たちの「共通点」 ひろゆき「自由になる時間が価値を生む」

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今はネットを使えば、割と誰でも簡単に、自分の作品やコンテンツを商品として売り出すことができます。

それが本当に売れるかどうかは、時の運や、世の中のニーズを捉えているかによるでしょう。ただ、ショーケースに並ぶチャンスは、以前よりはるかに多くなっている。そこでは、今まで誰も考えなかったようなことが仕事になることもありうるのです。

失敗しても暮らしてはいける

28歳で離婚した銀行員の女性が、1人で生きていくのに銀行員では不安だからと、必死で資格の勉強をしている。そんな話を聞いたことがあります。

資格を取りたいなら勉強すればいいとは思いますが、資格を取る理由が「将来、不安だから」というのが、僕にはよくわからなかったのです。

というのも、日本でちゃんと働く能力があるのに、仕事にあぶれる人なんて、いないんじゃないかと思うからです。

万が一、仕事にあぶれて食えなくなったとしても、生活保護があります。実際、僕には生活保護を受けている知り合いが何人かいます。こう言うと誤解されるかもしれませんが、僕の友人たちはみんな楽しそうですよ。

たぶんいちばん気になるのは世間体で、それさえ乗り越えてしまえば楽勝です。生活するのに最低限のお金はもらえるし、医療費も本人負担はなくタダなので、不安を感じる必要はありません。そうやって暮らしている人を見てきたから、いざとなったら、それでいいんじゃないか、と思います。

それに、先の銀行員の女性は、20代にして将来に不安を感じてしまったようですが、今では、例えば「ただ、みんなからおごられているだけの人」だって、立派におごられるプロとして生きていける世の中になっています。

要するに「誰もやっていないこと」をやるだけで価値があって、人に面白がってもらえればお金が発生するわけです。

今、僕たちが生きている社会とは、みんながみんな、農作物を育てなくては食べるものがなくて餓死してしまうという世界ではありません。お金があるところにはあるし、食べものもふんだんにある。そんな余裕のある社会に、僕たちは今、生きているわけです。

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