毎日一緒で「コロナ離婚」がよぎる夫婦への助言 米国製エリートが学ぶ「幸福の授業」の教え
愛と人間関係を最重視せよ
人生の目的は愛と人間関係である。他はすべて手段にすぎない。
ヒトという種である私たちにとって、愛にはいくつかの区分けがある。幼いとき、私たちは愛を受け取る一方だ。親から、教師から、保護者から。
大人になると、愛は相互的なものになる。他者を愛するのと引き換えに何かを受け取る。相手からの愛情、安心、あるいは性的な行為。
やがて与えるだけの愛も生じる。相手も自分を愛してくれるか、引き換えに何かを得られるかとは関係なく、愛さずにはいられない。無条件で見返りを求めず、ただその人を愛するという強い気持ちと、その人の幸せだけを願うこと。
与えられる愛は慰めとなり、互いに与え合う愛は満足をもたらし、完全に与えるだけの愛は永遠である。あなたは不死身となる。
私たちの役割、種の一員としての仕事は、無条件に誰かを愛することだ。それがホモ・サピエンスの生き残りを確実なものとする、秘密のスパイスである。
そして人がこの行為を確実に行い続けるよう、自然はそれに何よりも大きな満足感を付与した。誰かを無条件に愛することは、究極の幸福である。
それはその人が重要な存在であり、生き残り、進化し、そして生命をつなぐものであると、全世界に伝えるものだ。1人の人間の人生など一瞬にすぎない。しかしその一瞬が重要なのだ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら