コロナ対応のテレワークに「格差」が生じている

7割以上が「案内なし」、企業・職業・個人間で差

これはあくまで調査時点(3月9~15日)の数字での推計であり、感染拡大が当時よりも進んでいる現在ではより増加していることが予想される。ちなみに世界のテレワーク普及率はアメリカが圧倒的に高く80%を超えている。イギリスやフランスは20%前後、EU加盟国平均は13%程度と言われている。今回の新型コロナウイルスで、日本は少なくともコロナ騒動以前のEU諸国並みにはなったとも言える。

地域の感染者数とテレワーク実施率に一定の相関

表は、テレワークの実施率と推奨/命令率を都道府県別に見たものだ。上位には、関東、関西圏が並ぶ結果となったが。これと当時の新型コロナウイルスの感染患者数を比較してみると、やはり患者数の多い県が比較的上位に来ていることがわかる。テレワークの実施率と患者数の相関係数は約0.45 。1に近いほど正の相関があるといわれているので、一定の関係性があると見てよいだろう。

次ページ業種でも実施率に差
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • インフレが日本を救う
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
スバリスト、トヨタ購入者とまったく異なる嗜好
スバリスト、トヨタ購入者とまったく異なる嗜好
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
AOKI、コロナ禍で売れた「パジャマスーツ」で描く復活戦略の要諦
AOKI、コロナ禍で売れた「パジャマスーツ」で描く復活戦略の要諦
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
持たざる国・日本に大激震<br>エネルギー危機が来る

脱炭素の移行期に化石燃料の争奪戦が勃発。天然ガスの価格は歴史的な急騰を記録しました。余波はサプライチェーンの混乱から世界経済の後退懸念、原発待望論まで広がります。資源小国の日本が生き残る道はあるのでしょうか。

東洋経済education×ICT