野球界の新星現る?東京バンバータの大冒険

ヴェルディ51年目の改革主導する熊本浩志氏

東京ヴェルディ&日テレ・ベレーザの新体制発表会見。東京ヴェルディはサッカーだけでなく多様なスポーツで、世界一の総合クラブを目指すという。ユニフォームは2020年の新デザイン(写真:東京ヴェルディ提供)

今年1月、東京ヴェルディ&日テレ・ベレーザの新体制発表会見が行われた。サッカー関係者が多く集まる中、この席上で東京ヴェルディの羽生英之代表取締役社長は、「今年の目玉」として 「野球」を口にした。

東京バンバータは東京ヴェルディと業務提携

デザイン家電などで知られるamadanaグループの創業者、熊本浩志が率いる軟式野球チーム・東京バンバータは2018年10月から東京ヴェルディと業務提携して東京ヴェルディ・バンバータとしてチーム活動を再始動している(前編記事『デザイン家電amadana社長の破天荒な野球人生』)。

東京ヴェルディの羽生社長の言葉はこれに基づくのだが、その提携は生半可なレベルではなかった。東京ヴェルディとのかかわりについて、熊本浩志に聞いた。

「僕は東京ヴェルディ取締役の森本譲二さんを以前から知っていました。マンチェスター・ユナイテッドから日本に戻って、スポーツの発展のためにビジネスサイドからコミットメントして、東京ヴェルディのビジネスモデルを『総合スポーツクラブ』という方向に本格的に舵を切った人です。

森本さんは“日本でスポーツと言えば野球、野球と言えば熊本さん”ということで、僕に声をかけてくれた。“面白い”って、僕は二つ返事で参加することにしたんです」

amadanaグループの創業者、熊本浩志(写真:東京ヴェルディ・バンバータ提供)

森本はプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの立ち上げにも参画し、パ・リーグの活性化にも尽力。野球界にも精通している。その森本がプロ野球関係者ではなく、熊本に声をかけたのだ。

熊本の決断は、今までの東京バンバータの仲間に波紋を起こした。

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