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「仕事と家事育児」で倒れそうな母がすべきこと 「自分を後回し」にする人に欠けている視点

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  • 清水 久三子 アンド・クリエイト代表取締役社長・人材育成コンサルタント
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これからは「共働き」から「共育て(ともそだて)」を前提とした家庭内オペレーションに変えていくことを考えてみるとよいと思います。父親にも経験値を積んでもらって家庭を回せる状態をつくっておけば、母親も、もっと自分の時間もつくりやすくなります。

一時的には家の中がアンバランスになるかもしれませんが、長い目で見れば、いい感じのバランスがとれると思うのです。最近翻訳された『ピック・スリー 完璧なアンバランスのすすめ』の中でも、長期的にバランスよくするためには、短期的にはアンバランスであったほうがいいと書かれていて本当にそうだなと思いました。

「自分を選ぶ」のはわがままじゃない

『ピック・スリー』は「仕事・睡眠・家族・運動・友人」の5つのカテゴリーから毎日3つを主体的に選ぶことで、忙しくても自分らしく生きていけるという趣旨の本です。実は私も子どもを産んでから「仕事・家庭・自分・交流」の4つを意識してきたので、この本には非常に近いものを感じました。

全米話題のベストセラー『ピック・スリー』の特設サイトはこちら(画像をクリックするとジャンプします)

なお、私のカテゴリーには「自分」が入っていますが、これは『ピック・スリー』にも共通します。著者は最後にこう述べているのです。「仕事・睡眠・家族・運動・友人。どれを選んでも、私はいつでも『私』を選ぶ」

ワーママの皆さんにも、ぜひ「自分」を選択していただきたいです。時間的な拘束があるのも、周囲の同調圧力があるのも重々承知のうえですが、意識しないとどうしても「仕事」と「家庭」を優先してしまって、「自分」は後回しになってしまいます。

繰り返しますが、自分のやりたいことをやるのはわがままではありません。堂々と自分の時間を取って、自分の機嫌を取ったほうが、トータルで見ればうまくいきます。つねにバランスよく全部やろうとすると逆に倒れちゃいますから、アンバランスを前提に、自分を幸せにするための選択をしましょう。

(構成:天野夏海)

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