中国人観光客向けをメインとするラオックスが大型商戦と位置づけるのは4つで、2月の春節、春の花見シーズン、夏休み、10月の国慶節だ。「春節と花見は非常に厳しい状況となっている。(新型コロナの影響が収束し)ゴールデンウィークからでも取り戻せればと考えている」(阿部副本部長)。売り上げの低迷が長引けば、店舗リストラのさらなる拡大を迫られそうだ。
主力のパソコン販売店の不振が続いていたラオックスは、2009年に中国家電小売業・蘇寧電器(現・蘇寧易購)の出資を受け、中国人観光客向けの免税店へ業態を転換。2011年に東日本大震災、2012年には尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化などの影響を受けたが、2014年ころから急増した訪日中国人の「爆買い」で業績は浮上し始めた。
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