MINI「300馬力超モデル」の胸をすくほどの爆速 ジョンクーパーワークスはスポーツカー並みだ
お洒落な大人にぴったりの一台!?
ちょいコンパクトなステーションワゴンというのは、大人っぽい乗り物だ。かつ、もし、それが運転して楽しかったら? それこそ、願ったり叶ったり。都市生活者のためのベストな移動手段といってもいい。
そんなクルマを探している人にオススメが、MINI。豊富なボディバリエーションの中でも、4枚ドアにテールゲートを持った「クラブマン」がいいと思う。
クラブマンのよさは、4275ミリと比較的コンパクトな全長に、市街地でよく見るタワー式の駐車場にも収まる1470ミリの全高というところにある。
かつ、なかでも「ジョンクーパーワークス」という仕様は、225kW(306ps)の最高出力と450Nmの最大トルクを持つ1998ccエンジンを搭載。2019年にエンジンが新しくなってパワーアップしている。8段オートマチック変速機とフルタイム4WDの組合せで、とにかく速いのだ。
クラブマンに設定されているバージョンの中で、この下にあるのは「クーパーS」。
1998ccエンジンで、やはり活発な走りのクルマだが、それでもマックスパワーは141kW(192ps)、トルクは280Nmにとどまる。ジョンクーパーワークスがいかに速いか、数値からでもわかっていただけると思う。
前後のタイヤを駆動する理由は、オフロードのためではなく、コーナリングをすばやく安定して行うためだ。通常のMINIは前輪駆動であるのに対して、後輪の力を利用して、カーブをすばやく脱出していくスピードが自慢なのだ。