ボディカラーは11色で、ホワイトルーフが3色、ガンメタルーフが3色、単色が5色という内訳だ。このうちガンメタルーフと組み合わせるバーミリオンオレンジとデニムブルーを新色として導入した。
当日は雨天だったので暗めに見えたことは否めないが、オレンジは旧型より濃く、ブルーも渋めだった。ピンクは旧型の途中で色調が変わっていて、それと同じ色だという。全体的に落ち着いた色が多くなっている。これも近年のトレンドを反映したものだと高羽氏はいう。
「最近は街中でアウトドアファッションを楽しむ人が増えてきたことで、都市の中でも違和感のない落ち着いた色が多くなっていると感じています。日々の生活に馴染む色という意味も込めて設定しました」
バンパーについては、旧型は当初シルバーで塗り分けていたが、途中で登場させた特別仕様車でボディ同色としたところ評判がよかったので、新型はボディ同色に切り替えたという。
大きく変わったインテリア
インテリアは大きく変わったと多くの人が思うだろう。2案あったうちの個性が強いほうを選んだそうで、竹口氏は以下のように説明した。
「タフなイメージをアピールするために、スポーツウォッチのベゼルを思わせる処理でメーター、ディスプレイ、アッパーボックスを囲みました。しかし旧型からすべてが変わったわけではなく、インパネ上下を横方向に走るパイプ風の処理は引き継いでいます」
9インチという大型のディスプレイは、ホーム画面ではナビ、車両情報、オーディオが色分けして表示してあり、それぞれの部分をタッチすると拡大される。日本車のディスプレイとしてはセンスがよく使いやすいものだった。
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