フリーターの正社員就活は「2月が最適」な理由 企業の採用枠が発生、年明けで心境にも変化

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タイプ3 短期集中で確実に就職したい

マンツーマンの就業サポートを受け、短期集中型で就活したい人には、人材紹介のエージェント(担当のキャリアカウンセラーがつく)がおすすめだ。筆者も日々、UZUZというエージェントでキャリアカウンセリングを行っている。

詳しい求人紹介や面接対策にも対応してくれるので、何から就活を始めたらいいかわからない、自分一人では自信がない、という人はメリットを感じるサポートだと思う。ただし、マンツーマンだからこそ担当キャリアカウンセラーによって当たり外れがあるため、利用するのであれば複数社利用したほうがいい。

短期決戦で臨めるフリーターの就活

タイプ4 専門知識を身に付けてから就職したい

専門知識を身につけ、自信を持って就職したい人には、職業訓練校や就業支援付きスクールの利用を勧める。特にIT分野への就職では、入社時に基礎的な専門知識や業界・職種理解が求められる企業も多いため、事前に学習しておくことは必要だ。

また、実際に詳しく業界や職種を知り、学習することでミスマッチを減らす効果もある。ただ、職業訓練校ではないスクールに通う場合、他の3つの手法と違い、初期費用がかかる点はデメリットだと言える。費用をかけずにIT学習をしてから就職を目指したい人は、YouTubeチャンネル等でも学習することはできる。

夢を追ってフリーターを選択したり、フリーターという働き方が心底性に合っている人は、無理に就活をする必要はない。

だが、不本意な形でフリーターとなってしまった人や、早くフリーターを抜け出して、正社員として働きたい人は、2月というタイミングを生かして就活を開始してもらいたい。新卒の就活と違い、フリーターの就活期間は平均で1.5カ月(UZUZ統計データ)と短いので、短期集中型で頑張ればきっと状況を変えることができるはずだ。

川畑 翔太郎 UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ) 代表取締役

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かわばた しょうたろう / Shotaro Kawabata

1986年生まれ、鹿児島出身。高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学卒業後、住宅設備メーカーINAX(現・LIXIL)に入社。1年目からキッチン・洗面化粧台の商品開発に携わるも、3年目に製造へ異動し、毎日ロボットと作業スピードを競い合う日々を送る。高校の同級生の誘いと自身のキャリアチェンジのため、「UZUZ」立ち上げに参画。第二新卒・既卒・フリーターといった20代若者への就業支援実績は累計2,000名を超える。2024年よりIT/DX分野の教育研修事業「ウズウズカレッジ」を分社化し代表取締役に就任。就活メディアはこちら、X(旧Twitter)はこちら、YouTubeはこちら

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