就活生が気になる項目の1つとして休暇があり、彼らは休暇が取りやすいかどうかをチェックしている。逆にいうと、「休暇がとりづらい」会社は敬遠されているようだ。
厚生労働省の「平成31年就労条件総合調査」では有給休暇の年間平均取得日数は9.4日、有給休暇取得率は52.4%と、前年と比較しそれぞれ0.1日増、1.3ポイント増になっている。
国や会社も、働きやすい環境を整備し、ワーク・ライフ・バランスの対応を進めた結果、有給休暇の取得日数は、少しずつではあるが、増加傾向にある。ただ、政府は2020年に有給休暇取得率を70%まで引き上げることを目標にしており、まだまだ道半ばだといえるだろう。
では、個別の企業で有給が多くとれる会社はどこか? さらに、給料などの待遇がいい会社でそうした企業がないか、探している就活生もいるだろう。
就活生は休暇が取りやすい会社を望む
そこで、今回、有給休暇取得日数が15日以上の会社をピックアップし、それらの会社を平均年収順に並べ、「年収が高く有給休暇が取りやすい会社ランキング」を作成した。
なお、同順位の際は有給休暇取得日数順に並べている。有給休暇取得日数は2018年度のデータのため、2019年4月より施行された年5日の有給休暇取得義務化の影響はない。
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