フリーターの正社員就活は「2月が最適」な理由 企業の採用枠が発生、年明けで心境にも変化

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ただ、4月だけは、決算月「直後」ながら採用枠を設けないという企業が多い。なぜなら、3月が決算の企業の場合、4月は新卒の入社後研修や異動があり、人事部や各部署が忙しくなり、採用どころではなくなるという背景があるからだ。

理由4 年末年始は、心境が変わる出来事が多いから

企業の視点で、選考ハードルが下がる理由を紹介してきたが、反対に就職を希望するフリーターにとっても、2月はモチベーション高く就活に臨むことができる。

元も子もないと思われてしまうかもしれないが、それは次のような理由になる。どれも実際に現場で就業サポートを行っていると、目にするケースだ。

1. 新しい年となり、心機一転、自分の状況を変えたいと思う
2. 年末年始の長期休暇で友人と会い、自分と友人の差を痛感し、焦る気持ちが強くなる
3. 家族や親戚と会い、変化を求められたことで強制的に活動する

理由は何でもいいが、モチベーションが低いよりも高いほうが就活の成功率は上がる。選考ハードルが下がり、就活のモチベーションが上がる2月のタイミングは、フリーターにとって有利に就活を進められる時期だと言える。

自分に合った手法を選んで就活スタート

2月が最もフリーターにとって就活を有利に進めやすい時期だと解説してきた。では、実際に就活をするのであればどのような手法があるのか、タイプ別に説明したい。

タイプ1 多くの選択肢から就職先を選びたい

多くの求人から自分の条件に沿った求人を選びたいのであれば、求人媒体(リクナビNEXT、マイナビ等)がおすすめだ。フリーターでも応募できる求人案件もある。ただ、求人数が多い分、求人を絞ることが難しかったり、サポートがつかないため基本的には自分一人で就活を進める必要がある。

タイプ2 エリアを絞って就職したい

地元や今住んでいるエリアに絞って就職したいのであれば、ハローワークがおすすめだ。他の手法でもエリアを絞ることはできるが、エリアに根ざした求人を探しているのであればハローワークが最も適している。求人媒体と違い、担当がつくことはあるが、担当人数が多く、一人ひとりに割ける時間が少ないため簡易的なサポートとなってしまう点が懸念だ。

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