「不登校の子のSNS」は現実逃避でムダなのか

中3で不登校になった少女が悟ったこと

不登校になったことが、子どもの将来にとって「悪い」こと、もしくは「ダメ」なことと本当に言い切れるのか?と、疑問を呈するさゆりさん(写真:不登校新聞)
不登校経験者・さゆりさんは好きなモデルのSNSを見るのが大好き。不登校になってからは、それだけが癒される時間だった。しかし「こんな現実逃避ばかりしてていいのか」と自分を責めることもあったという。

不登校は将来にとって「悪いこと」と言い切れるのか

不登校になってしまった子どもが1日中部屋に引きこもり、夜遅くまでゲームや「ユーチューブ」ばかり見ている様子を見て「うちの子はこの先どうなってしまうのだろう?」「好きなことばかりしていては将来がダメになってしまうのではないか?」と心配になってしまう親御さんも多いかと思います。

だけど、それらのことが将来にとって本当に「悪いこと」「ダメなこと」と言い切れるのか、私は疑問です。

当記事は不登校新聞の提供記事です

私は中学3年の夏休み明けから不登校になりました。「普通」に学校へ通えていない自分に対してつねに罪悪感を抱えていました。

「両親に負担を掛けてしまった。なんて自分はダメなんだ」と葛藤する毎日でした。逃げるように両親を避け、部屋にこもり、好きなモデルさんのSNSや「ユーチューブ」を見て心を癒していました。

でも、心の中は複雑で「高校も決まっていないのに、このまま好きなことばかりをしてちゃダメだ」「現実ときちんと向き合わないといけないのに、私は何をしているんだろう」と自分がイヤになることもたくさんありました。

そんな葛藤だらけの自分にとっては、大好きなモデルさんを見ることだけが唯一、イヤなことを忘れて心が満たされる瞬間でもありました。

今のつらいことを忘れるために好きなことに没頭して、いわゆる現実逃避をしていたのだと思います。

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