「国会と予算委員会」今さら聞けない基本の基本

本会議より委員会のほうで議論が白熱する必然

今年も通常国会が始まります(撮影:今井 康一)
昨年の後半から暮れにかけて、相次いで大臣が辞任し、政権の中枢で活躍していた与党議員が逮捕されるなど、混乱続きだった日本の政界。1月20日、第201回通常国会が召集される見通しですが(会期は6月17日まで)、今回の国会が、安倍政権にとって正念場になることは必至です。
政治情勢を正しく読み解くために必要なのが、「国会のしくみ」や「国会議員の仕事」について、必要最小限の知識を身につけておくこと。『新訂版 図解 国会の楽しい見方』から3つほど事柄をピックアップします。

国会って、いつ開かれるの?

日本国憲法の第41条には、こうあります。

「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。」

憲法がうたう「三権分立」(国会〈立法権〉・内閣〈行政権〉・裁判所〈司法権〉)のなかでもっとも“偉い”のは、国会なのです。

なぜなら、国会はわたしたち国民が選挙によって選んだ「代表者」によって構成されているからです。

その代表者こそ「国会議員」であり、国会で民意を反映させるべく働いてくれる人のことです。

では、国会の1年間は、どのように運営されているのでしょうか?

現在、国会は1月にはじまり、3月末までに新年度(4月〜翌年3月)の予算を成立させ、6月まで150日間開かれます。これを「通常国会」と呼びます。会期の延長がなければ、その後、国会議員は地元の選挙区に張りついて、支援者への挨拶回りをするなどして、自分の活動をアピールします。

秋には再度、国会が開かれることが多く、10月から12月までのあいだにおよそ2か月間開かれ、通常国会で処理できなかった法案や、追加の予算案などが審議されます。これを「臨時国会」といいます。

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