これらを組み合わせて、注文するときのラインをいくつか例で見てみましょう。
I’d like a Maker’s 46 on the rocks and a soda back. (メーカーズ・マーク46のロックと炭酸水(チェイサー)をいただけますか
Hibiki Japanese Harmony and soda, please. (響ジャパニーズハーモニーをハイボールで)
Bushmills 16 years neat, and water on the side, please. (ブッシュミルズ16年のストレートと、水(チェイサー)をください)
I’ll haveやI’d like、I wantなど、「~をください」という表現はどんな言い方でも構いません。いちばんシンプルなのは、-----, please.でしょう。バーやカジュアルなレストランなら、そんなに気取らなくてもいいので、pleaseだけ言えれば十分です。高級レストランなどであれば、I’d like~とちょっとかしこまってもいいかもしれませんね。
「はい、チーズ!」ではなくて
何の銘柄があるのかわからないときや、どれを頼めばよいかわからないときには、店員に質問しましょう。
Do you have any recommendation for a nice Scotch? (おすすめのいいスコッチは何かありますか)
Do you have any Japanese whiskies? (ジャパニーズウイスキーはありますか)
シングルモルトにブレンディッド、生産国のくくりに、スコッチならアイラやスペイサイドなどの地域のくくり、さらに年数やら特別な樽で寝かせたものなど、ウイスキーにはいろいろな種類があります。
ウイスキーを飲み始めたばかりのころには、What do you have? (何があるんですか)と聞いても、そもそもあまりウイスキーの名前を知らなかったので、結局Er… the first one. (えーと……いちばん初めのやつで)みたいなことも筆者はよくありました。
そういえば、イギリス留学中にブラジルやコロンビア、チリなどの中南米の留学生と一緒に遊ぶことがよくあったのですが、彼らは写真を撮るときにWhisky! と声をかけるんですよね。Say cheese! (はい、チーズ!)と同じで、「イー」という母音で、笑顔にさせる効果なのでしょう。どうもラテンアメリカの一部の国での習慣のようです。どの国の生徒が使っていたのかまでは、もう記憶が定かではありませんが。
皆さんもこれからは「チーズ」の代わりに「ウイスキー」と言ってみてはどうでしょう。個人的には、口で言うだけでなく、タピオカドリンクのようにウイスキーを「片手ドリンク」しながら撮影できたらもっといいのですけれど(もはやただの酔っ払い写真)……。でも、それなら筆者は満面の笑み間違いなしです。
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