今回の主役、湧永製薬株式会社代表取締役社長の湧永寛仁氏のプロフィールを紹介しよう(以下本文中の登場人物の敬称は省略する)。
湧永寛仁(わくなが かんじ)
1973年生まれ。キヨーレオピンなどで有名な湧永製薬株式会社の創業家の長男として大阪府に生まれる。1997年に慶應義塾大学経済学部卒業後、ソフトバンク株式会社に入社、営業経験を積む。1999年ソフトバンクを退職し、取締役として湧永製薬株式会社に戻り、翌2000年湧永製薬株式会社取締役国内営業副本部長に就任し、営業改革に着手する。2007年、湧永製薬株式会社代表取締役社長に就任、現在に至る。
突然の父親の死に向き合い、そこから生まれた湧永の志、そしてそこから育てた志から、大きく三つのことを感じてほしい。
1. ありたい姿を明確にイメージし、そこに向かって焦らず、一歩一歩実績と学びを積み重ねる。
2. トップになっても謙虚さを忘れず、学び続ける姿勢を保ち、実際に学び続ける。
3. 企業にとって利益とはなにか、自分はどのような会社を作りたいのか、大切な問いには逃げずに向き合い自分なりの答えを出し切る。
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