意外と気づかないSNSで心底「嫌がられる」行為 プロフィールにペットの写真もNG

拡大
縮小
友人やフォロワーを嫌がらせるSNSの行為とは(写真:KY/PIXTA)

コミュニティーなど自分が何かを始めたいと考えたとき、SNSは同じ志を持つ仲間を集めるうえで、強力のツールになる。が、使い方を間違えると、つながりを強めるどころか、弱める結果を招いてしまうと、『ONLYNESS 組織も肩書もいらない人生をつくる』 の著者で、スタンフォード大学などで教鞭を執る経営思想家であるニロファー・マーチャント氏は主張する。SNSで嫌われがちな行為を同書から紹介する。

アイコンが「グレーの人影のまま」の人

・プロフィールのアイコンを変えない

あなたのオンラインのプロフィールはどんな感じだろう? これだけは守ってほしい――アイコンをグレーの人影のままにしておかず、「自分の画像」に変えること。ツイッターのアバターを卵のアイコンのままにしておいたり、リンクトインのプロフィール写真が人影のままだったり、フェイスブックのプロフィール写真に仮想空間のキャラクター画像を使っていたりしていると、身を隠していることになる。

愛犬や愛猫の写真をプロフィール写真に使うのも同じこと。信頼関係は生身の人間の顔を見るからこそ生じる。人間の脳にはそうした反応が埋め込まれているからだ。

・なんでもかんでも好きと言う

なんでも好きになり、なんにでも関心を見せる人は、自分でも気づかないうちに「私はほかにすることがないヒマ人で、程度の低いゴマすりタイプです」という印象を与えている。しっかりとした意見などないことが露呈するのだ。

なんでも好きということは、鈍感な人間であることと同じだ。その反対に、心から愛するものがなにかを示せば、ほかの人にもあなたがどういう人間かが伝わる。そうすればあなたのオンリーネスが輝き、あなたの大切にしているものが結びつくだろう。

・結局、すべて自分の話にもっていく

自分を売り込むのは悪いことじゃない――月に1度、せいぜい週に1度程度までなら。でも、自分を売り込んだ後は、ほかの人のアイデアを広め、みんなの協力に恩返ししよう。毎日、自分の宣伝ばかりしていると、知り合いのツイッターのフィードはあなたのことで埋め尽くされてしまう。

次ページこれをやられたら本当に面倒くさい
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT