プロでも間違える「赤ワインは常温」という誤解 ヨーロッパ基準で誤読してしまった?

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とはいえ、日本人がワインと親しくなったのはつい最近のこと。50年、いや、本当に身近になったのはここ30年でしかない。短い期間にワインを覚える中で、誤って伝わってしまった情報もたくさんある。

その代表的なものが、ワインの「飲みごろ温度」。

ワインの教科書には必ず「白ワインは冷やして、赤ワインは冷やさないで」と書かれている。実はこれが、間違い。このルール、本当は「白でも赤でも冷やして飲む」、が正解だ。

こう言うと「え? 赤ワインを冷やしていいの?」と驚かれる。それも結構、頻繁に……。ワイン道を究めた人でもだ。もう少し詳しく書こう。

ワインの飲みごろ温度の基本

こちらの図を見ながら考えてみてほしい。まずは甘口、泡のあるタイプ。これは、ご想像のとおり、冷やして飲んだほうがおいしい。アイスクリームを常温で舐めると甘すぎるのと同じで、甘いものは冷やしたほうがすっきりとしておいしい。

(出所)友田晶子著『ワインの基礎知識』テキストより

泡系も冷やしたほうが、泡はきめ細かになるし、爽やかな口当たり、のど越しになる。スパークリングワインはもちろん、ビール、サワー、ハイボールも同じだ。

その次に、冷たくして飲むのがいいのは、白ワイン。爽やかさが命のフレッシュな白ワインは冷たいほうがおいしい。ただし同じ白でもコクがあって濃いタイプは、冷やしすぎないほうがおいしさを感じやすい。

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