情報の集め方がイケてない人は仕事ができない 取捨選択していけばやがて本質に近づく
例えばiPhoneの機能を知りたいだけなら、検索すればそれなりのことはすぐにわかるが、その情報に“価値”はないに等しい。そうではなく、重要なのは「iPhoneを活用したモバイル・マーケティングとしてはどのようなものが考えられ、それによって自社のビジネスはこう変わる」というようなことを語れるかどうか。
自分なりの情報のプールをつくっておき、過去の情報と現在の情報とをリンクさせるというところに価値が生まれるという考え方だ。
情報は無理に集めるな
電車通勤をしているなら、そこにいる人たちを眺めているだけで、世代別の習慣やファッション、流行のアイテムなどを知ることができる。街中でも同じで、どんな店が増えているのか、はやっているのか、どんなクルマが多いのかなど、歩きながら周囲を見回すことで多くの情報を得ることができる。
それは、当たり前のようで重要なこと。そして、情報収集においてはさらに重要な点があると著者は言う。つねに問題意識を持つことである。
普通に生活しているとしても、アイデア創出のために情報感度を高めて生活しているとしても、見た目に大差はないだろう。しかし、決定的に異なる点がある。後者の場合は、意図して問題意識を持っているということだ。
なぜなら、それらはどうせ脳のどこかに潜在意識として残っているから。忘れるまいと気を張らなくとも、それさえ持っていれば問題はない。何げなく見える普段の景色や日常の会話からも、仕事のヒントや自分の課題解決のためのアイデアを得ることができるというわけだ。
普段と同じように生活し、働いていたとしても、そこに問題意識さえあればいいということ。そうすれば、関連する情報に接すると、脳が自然に引っかかってくれて、自分のデータベースと勝手に化学反応を起こしてくれるというわけだ。それが大きいというのである。
言い換えれば、そのように引っかからないものは流してしまってよいということだ。一度や二度は流してしまうとか、問題意識とは無関係な情報や現象は気に留めない。それは、あまたある情報をフィルタリング(ふるいにかけること)しているということだから。
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