「Twitterで大炎上する会社」にありがちな失態 講談社にキリン、銀魂「炎上事例」を一挙紹介
近年、女性性を決めつけたり、女性を揶揄するコンテンツの炎上事案は非常に多く、2019年にも後ろで足を引っ張り合う女性のイラストが批判を集めたLOFTのバレンタイン広告、パパのためのママの気持ち翻訳コンテンツが女性脳・男性脳を決めつけているとして批判を浴びたグリコの「おしえて!こぺ!」サイトなど、炎上が続いている。
2019年2月には、「皆さん恵方巻の注文を取ってきて下さい。お客様から頂けなければ自分の家の分を注文 お給料を頂いているからには1つでも注文すること」というコンビニチェーンからバイトへの強要と見られるホワイトボードの書き込みがユーザーの投稿から炎上するなど、内部からの情報流出によって炎上する事例も起きた。
炎上の火種はできるだけ早く見つけ、事実であれば素早く誠実に謝罪し、事実でなければ否定する必要がある。3〜4時間以内に炎上は拡大してしまい、ニュースになってしまうこともあるので、素早い対応が求められる。対応が遅くなるほど炎上につながりがちなので、注意が必要だ。
今回ご紹介した事例のように、SNSを使っていなくても炎上は起きてしまう。逆に、利用していればすぐに公式アカウントで謝罪ができるなど、釈明や火消しができるメリットもある。
誤爆で「好感度アップ」した例も
冒頭でご紹介したように、担当者が誤爆してしまう例は多い。例えば、人気漫画の映画公式アカウント「映画『銀魂2』公式」では、2018年8月に「ミッション:インポッシブルフォールアウト、<中略>トムクルの『観客の見たいものを見せる』精神が私にとってクリーンヒットで号泣」と担当者がプライベート投稿で誤爆。
しかしその後、謝罪に続いて「某秘密諜報機関の映画もとっても面白いと存じますが、この週末は銀魂2!どうぞ銀魂2を劇場で!」とフォローツイート。
【謝罪】さきほど当アカウントにて誤投稿が表示されてしまいましたことをお詫び申し上げます。某秘密諜報機関の映画もとっても面白いかと存じますが、この週末は銀魂2!どうぞ銀魂2を劇場で!お楽しみ下さいませ。
— 映画『銀魂2』公式 (@gintama_film) 2018年8月12日
誤爆がむしろ映画愛を感じさせる内容だったことが功を奏した。
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