進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ 栃内新著

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進化から見た病気 「ダーウィン医学」のすすめ 栃内新著

ダーウィン医学(進化医学)とは病気の意味をヒトの進化の視点から解き明かそうとする学問。たとえば200~300年ぐらい前までの人類は、他の野生動物同様、目の前に食べ物があれば満腹になるまで食べ、なくなれば何日も断食するのが普通だった。そのためヒトの身体も慢性的な飢餓状態に耐えられるよう、すぐに使わなくてもいいエネルギーを体内に蓄えておく性質がある。そうした身体で1日3度規則正しく食事を摂り続けることはいわゆる飽食状態を意味し、それが生活習慣病へとつながる。

著者は北海道大学准教授で理学博士。病気になることは身体にとって意味のあることとし、新しい病気との付き合い方を示唆している。

講談社ブルーバックス 861円

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