「新しい地図」も躍動するパラリンピックの魅力 東京2020大会まで1年を切りイベントが開催
パラリンピックまで1年に迫って期待や気持ちを聞かれた3人。
香取:たくさんの方にパラスポーツに興味を持っていただくようにやってきました。
(自分は)実際に平昌冬季パラリンピックを見たことが大きかった。みなさんの声援を会場でもらうにはチケットを買っていただかないと。興味を持った方が買ってくれて、声を出してくれると信じています。
草彅:選手と接する機会があり、エネルギー、勇気に人生観が変わる自分がいる。皆さん、過酷なトレーニングをしています。パラリンピックではそうした瞬間がたくさんあると思う。たくさんの方の応援が選手のパフォーマンスにつながると思います。チケットを買って応援してもらいたい。
稲垣:もっと盛り上がりが必要。オリンピックの後なので。あと1年、ドキドキしますね。この1年ぐらい、取材や会場に行って、新しいスポーツとして最高に楽しい。僕らが発信することで、影響を受けて少し勉強してくれるというムードを感じます。多くの人に会場に足を運んでほしい。人生に希望を与えてもらえる大会になると思います。全力でサポートしたい。
パラリンピックのチケット購入を呼びかけ
パラリンピック観戦チケットの抽選申し込み受付が8月22日から始まっており、9月9日午前11時59分まで公式チケット販売サイトで受け付けている。オリンピックのチケット申し込みの時はサイトにアクセスできない、電話番号認証ができないなど、膨大な申し込みに対応しきれず問題になったが、パラリンピックのチケット販売では問題点が解消されたのか、アクセス数が比較的少ないのか、そうした問題は起こっていないようだ。
オリンピックとパラリンピックの関心度が違うのは仕方のないことではあるが、そろって「会場に見に行こう」と呼びかけるのも、まだまだ盛り上がりが足りないと感じているからだろう。
25日夜に渋谷のNHKホールで行われた「カウントダウンセレモニー」に出席した小池百合子東京都知事も「パラリンピックの成功なくして、東京2020の成功はない」と訴え「チケット販売が始まっています。オリンピックと同じように応募をお願いします」と、チケット購入を呼び掛けていた。
「イベントが成功した」という指標はさまざまあるだろうが、やはり「観客動員」の数字がわかりやすい。
プロ野球でも、Jリーグでも、ゴルフでも、プロスポーツでは観客数が必ず発表される。駅伝やマラソンで「沿道に何十万人」集まった、大相撲では「大入り満員が何日あった」など、見に来てくれる人の数が関心度をの高さを表している。
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