森林の崩壊 国土をめぐる負の連鎖 白井裕子著

拡大
縮小
森林の崩壊 国土をめぐる負の連鎖 白井裕子著

森と水は文明の源だ。日本も国土の7割を占める森林が古くから個性豊かな地方文化を育んできた。しかし今、その伝統が危機にさらされていると、一級建築士であり社会基盤としての河川流域を研究する著者は警鐘を鳴らす。

世界では伐採による森林破壊が問題になっているが、日本の問題は「木を切らなすぎる」ことにあるという。建築基準法により伝統的な木造家屋は建てにくくなり、木材地場産業は廃れている。多額の補助金を投入しながらも森林が荒廃していくのはなぜか。

現場を知らない行政官が当事者不在のままに作った制度が、結果として林業と地方を衰退させている現実を指摘しながら、森林をめぐる仕組みを根本から問い直す。

新潮新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT