「夏の長距離ドライブ」で注意したい5つのこと 運転中はもちろん事前に準備すべきことは?

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そして給油の際に、洗車もしておくとよい。きれいなクルマで気持ちよく出かけるというだけでなく、窓ガラスをきれいにしておくと、視界も良好で、長距離移動と慣れない土地での運転で疲れにくくなるからだ。

日常的にも人は情報の9割近くを目に依存している。エアコンディショナーを利かせて窓を閉めたクルマのなかではなおさらだ。あるいは車内で音楽などを楽しむ場合も、目からの情報がより重要になってくる。

洗車をすることで、良好な視界が確保できる。その際には、室内側の窓ガラスも掃除しておくとよい。近年タバコを吸う人は減っているが、それでもガラスの内側は想像以上に汚れているものだ。

ガラスクリーナーなどを用いればよりよいが、ガソリンスタンドによっては車内拭き用のウエスを貸してくれる店もある。それを使ってガラスの内側を拭いてみると、想像以上に曇りのような汚れがあったことに改めて気づかされるのではないだろうか。

高速道路ではキープレフトを意識

高速道路や自動車専用道路で追い越し車線を走行し続けると、制限速度を守っていても違反になることは知られるようになってきた。通行帯違反という違反に問われるのである。

したがって追い越しをするとき以外は、左側の走行車線を走行するのが基本だ。それでも、片側3車線ある道では、その真ん中の車線を走り続けるクルマが圧倒的に多い。

走行車線なので通行区分違反ではないし、制限速度も守っているという意識なのだろう。確かに、違反はしていない。しかし、交通規則の大前提として、キープレフトという原則がある。つまり、道路の左端を維持しながら走るのが、交通の基本なのである。

3車線の道で真ん中の車線を走り続ける人は、たぶん車線変更するのが面倒だという気持ちからそうなるのだろう。また、通行帯違反も制限速度の超過もしていないと、法令順守であることを頼みにしているのかもしれない。

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