今さら聞けないキャッシュレス「得する活用法」 初心者は何から始め、何に気をつけるべきか

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そもそもキャッシュレスには、主に3つの種類があることを知っておこう。

●クレジットカード
キャッシュレスの先駆け的存在。決済時にクレカを提示すると、いったんカード会社が支払いを肩代わりし、後日、その代金が利用者の口座から引き落とされる(後払い方式)。支払い代金の0・5〜2%のポイントがつくものが多い。なお、クレカの発行には収入などに関する審査が必要。
●電子マネー
鉄道などで使える交通系電子マネーや、イオンのWAON、セブン&アイのnanacoといった流通系電子マネーがあり、タッチひとつでスピーディーに決済できるのが魅力。
●スマホ決済(QRコード決済)
「おさいふケータイ」は電子マネーと同じ技術で、スマホをタッチして決済するタイプ。最近はPayPayなどに代表される、QRコードまたはバーコードを読み込んで決済するものが注目を集めている。

なかでも電子マネーとスマホ決済は、種類が多く、どれを手にしていいか二の足を踏んでいる人も多いはず。そこで、利用法と活用術を詳しく紹介!

電子マネーでキャッシュレス

電子マネーは、クレジットカードに次いでおなじみのキャッシュレス決済のひとつ。あらかじめお金をカードにチャージしておき、ICカードを読み取り機にピッと軽くかざすだけで決済できるとあって手軽だ。レジの前で財布の中から小銭を探す手間もはぶける。チャージが面倒な人には、一定残高以下になると、クレジットカードから自動的にチャージできる方法も。

ともかく決済がスピーディー。みなさんも、Suicaなどの交通系電子マネーを使ってみて、もとの小銭で切符を買う生活になんて2度と戻れないと思いませんでしたか? この手軽さになれてしまうと、最近登場したQRコードを使ったスマホ決済さえ少々面倒だなと感じてしまいます。

これからキャッシュレス生活にトライしてみようと考えている主婦の方は、まずは手軽な電子マネーから試してみては?」(岩田さん、以下同)

電子マネーは、運営する会社によってさまざまな特徴がある。

JRや私鉄などで使えるのが、鉄道会社が発行する交通系電子マネー。首都圏の『Suica』や『PASMO』、関西圏の『ICOCA』などが有名。これらを利用すれば、現金で切符を買うよりも安い運賃で移動できる場合もある。

また、コンビニや駅ナカなどの小売店や飲食店での決済に使えるのもうれしいところ。特にSuicaは相互乗り入れにより全国ほとんどの公共交通機関で乗車券として使用できるスグレモノで、1枚は持っておきたい。

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