ジム・ロジャーズ「晩婚の方がお金持ちになる」

「お金」を知らない若者は結婚してはいけない

大投資家のジム・ロジャーズ氏は「20代に入ってからお金と仕事を学ぶのは遅すぎる」という(筆者撮影)

ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。ジム・ロジャーズ氏へのインタビューの中から、皆さんにとって役立つメッセージをご紹介していきます。今回は「家族とお金を守るための成功法則」をお伝えします。

ジム・ロジャーズ氏によれば、人生の成功のために「これをしなさい」という単純な答えは存在しないということです。インタビュー中も頻繁に「正解は本のページに書いてあるわけではない」と言っていました。しかし、人生で成功をするために「やってはいけない」ことは複数あると言い、9つ教えてもらいました。その中から2つご紹介しましょう。

結婚は20代の若者にとって悲劇となりかねない

私は、テレビなどで「早婚と晩婚のどっちが得なのか?」と、お金の専門家として聞かれることがよくあります。お金だけを計算すると、早婚のほうが得に思えますが、ジム・ロジャーズ氏はその考えには反対と言います。

「ほとんどの人間は23歳のときには何も知らないものだ。自分自身についても、そして世界についても。自分がどのような人生を歩み、どんなパートナーを望むのかも、なかなか理解することができないだろう。物事がわかるようになるまで結婚を待つことは、人生で成功を得るうえで重要なことだ」

人間がロボットのように効率的であれば、早婚のほうがライフプラン支出を前倒しにできるので得するように思えますが、そういうわけにはいきません。独身時代が長いと無駄遣いも多くなりますが、それは自分を知るための投資でもあります。またロジャーズ氏は、早く結婚をした失敗談についても語ってくれました。

「20代のときに経験した最初の結婚は大失敗で、自殺を考えたくらいだ。やはり、自分のことを何も知らない若者にとって、結婚は悲劇となりうる。

私が人生で初めて子どもを授かったのは60歳を過ぎてからだった。もし私が30歳のころに子どもがいたとしたら、子どもにとっても、子どもの母親にとっても、そして私自身にとっても、ひどいことになっていたことだろう」

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