米国利下げ後の世界はどうなってしまうのか? 世界経済全体が「日本化」してしまった 

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いよいよ梅雨明け。週末はサマー2000シリーズの第3弾、小倉記念(G3、4日小倉競馬場11R、距離2000メートル)が待っている。

普通に考えたら4連勝中で、しかも直近は新潟大賞典、鳴尾記念と重賞レースを連勝しているメールドグラースからだろう。ただしこの馬、1.5キロの斥量増が気になる。今まで56キロまでしか背負ったことがないし、57.5キロも背負って勝った馬はこのレースでは過去10年間見当たらない。

小倉記念の本命は急死したディープインパクト産駒から

そこで狙ってみたいのはアイスバブルだ。7月30日に急死したディープインパクトの産駒で、馬主さんも同じ。親が死んだ直後はよく子どもが来るもので、ここはひとつ応援してみたくなる。鞍上は福永祐一騎手だ。

同じ「アイス」でも、アイスストームは、ディープの主戦であった武豊騎手が騎乗している。狙うならこっちだ、との見方もあろう。しかし追い込み型の脚質は、平坦で小回りの小倉競馬場ではどうか。やはり小倉で勝ち鞍のあるアイス「バブル」を狙いたい。

穴で狙ってみたいのはアウトライアーズ。例年、福島の七夕賞からの参戦組が活躍するレースだが、その中で最先着の5着となっている。ここを勝てばサマー2000mシリーズ優勝まで狙えるから、陣営としては力が入るところだろう。

梅雨明け後の日本列島は猛暑に覆われている。夏競馬はくれぐれも「アイス」、いや水分補給を忘れず、体調管理に気を使って行きましょう、ご同輩。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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