恋人は24歳下「イギリス新首相」破天荒な私生活 26年来の妻と離婚し、彼女持ち独身の首相に
新たにイギリスの首相に指名されたボリス・ジョンソン元外相だが、生涯望んできたその地位に就任したとたん、さまざまな難題に直面することになる。最も緊急の課題は欧州連合(EU)からイギリスを開放するという新首相の約束だ。
加えてジョンソンの私生活は混とんとしており、イギリスとしては過去40年にわたって存在しなかった初の独身首相として、現代の政治史において類をみない未解決の国内状況に立ち向かうことになる。
恋人との口論で警察に通報される
ジョンソンは26年間妻だったマリナ・ホイーラーと別居中で離婚手続きをしており、昨年からは保守党の元スポークスパーソンである31歳のキャリー・シモンズと交際し、同居している。シモンズのおかげで、55歳のジョンソンは髪を切り、体重をいくらか減らし、威厳を増し、アイロンが掛けられたように見える服を着るようになったと見られている。
しかし、彼女のアパートで2人が大声で口論しているとして、先月近隣住民から警察に通報が入ったとき以来、公のイベントでカップルを見かけたり、2人で一緒にいるところを写真で撮影したりした人はいない(警察は、アパートを訪問し、さらなる措置をとる必要はないと判断したと述べている)
ジョンソンが7月23日に、新たな党首として保守党に向けて演説を行った際、彼のそばにシモンズの姿はなかった(「キャリー・シモンズはどこだ?」という記事を大衆紙のミラーは掲載)。
先月テレビ放映された選挙イベントにおいて、シモンズとの口論について質問されたジョンソンは、曖昧な回答に終始。「あなたは魅力のあるインタビュアーかもしれないが、今日ここに集まった人々は、私が思うに、そのようなことについて知りたいわけではないと思う」とジョンソンは言った。