恋人は24歳下「イギリス新首相」破天荒な私生活 26年来の妻と離婚し、彼女持ち独身の首相に
ジョンソンと元妻ホイーラーの間には4人の子どもがいる。ジョンソンの女癖の悪さはかねてよりイギリスメディアによって大々的に報じられており、不倫相手と少なくとも1人の子どもをもうけている。彼とホイーラーは過去に何度も破局しているが、いつもその度に復縁していた。
ジョンソン首相――物を失くす傾向があり、肩に背負ったバックパックから所持品を職場に引っ張り出してはしまうというクセを持った――は、オックスフォードシャー州テーム市にある自宅に、この数週間、友人と共に住んでいたと言われている。
離婚後で「着の身着のまま」の状態
彼とホイーラーは、 ロンドンのイズリントンにある自宅を売却したと報じられている。 けんかになって以来、 シモンズとジョンソンのいずれも彼女のアパートに滞在していたようには見えない。
もっとも首相の仕事には、ロンドン中心部にある小さくて塞がれた通り、3軒続きのタウンハウスの1つ、ダウニング街10番地にある政府出資の官邸がもれなくついてくる。ダウニング街はホワイトハウスとはだいぶ異なる。ホワイトハウスよりも小さく、混み合っているが、内部をどのように使うかはかなり自由である。
まだ小さい子どもがいるときに首相に就任したトニー・ブレアをはじめとして、 直近の首相にはダウニング街11番地の上階のアパートに住んできた首相がおり、そこは10番地の狭苦しいアパートより大きくてずっと広々している。 このため通常は11番地に住む財務相は10番地に追いやられてきた。
イギリスでは、家具類の多くは新首相自らが用意し、住居の維持費に関しては公的資金が出るのが通常だ。アメリカの場合は、大統領選と就任式の間に2カ月以上時間が空くので、効率よく計画的に引っ越せる。しかし、イギリスの首相交代はあっという間だ。前首相が官邸を退去した直後に、新首相が入居してくる。
7月21日の日曜版大衆紙『メール・オン・サンデー』の記事によると、ジョンソン首相は離婚直後で「着の身着のまま」な状態にあり、首相官邸で暮らすため必要な家具の購入費用を出すよう政府側に要求したという。