さらに、吉野家HDは100株の保有者に対し、3000円分のサービス券を株主優待として配布している。優待の発送時期は例年5月と11月。毎回20万人以上いる株主のうち95%が優待を利用することから、割引に伴う引当金や優待の配送料などが第3四半期に集中する。
昨年12月に投入した「牛すき鍋膳」
加えて、昨年12月から販売を開始した「牛すき鍋膳」の先行投資も重荷となった。牛すき鍋膳で使用する鍋はすべて特注で作ったもので、全国1200店分(一部店舗のぞく)の鍋を昨年9月に発注したことで費用が発生した。
このようなマイナス要因によって、第3四半期の3カ月間だけを抜き出すと、3.5億円の営業赤字となった。だが、会社側が想定していたほど業績は悪化しなかった。その背景には何があったのか。
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