牛丼3社、流通系の攻勢受け苦しい闘い 足元の対応は三者三様ながらいずれもその場しのぎ

印刷
A
A
「すき家」を展開するゼンショーホールディングスは一転減益見通しに

外食チェーンに関する限り、デフレ解消の兆しはまったく見えていない。スーパーの200~300円台という低価格帯の弁当やセブン-イレブンを中心とするコンビニエンスストアの新商品による攻勢をうけて、牛丼チェーンがますます苦境に陥っている。

加えて、食材価格の高止まりも追い討ちをかけた。今上期まではコメの価格が高かったほか、2月に輸入規制が緩和されたことで仕入れ価格が下がると見込んだ米国産牛肉の価格も各社の想定ほど下落しなかった。中国などアジア諸国を中心に牛肉需要が高まったことが主因だ。

ゼンショーホールディングス、吉野家ホールディングス、松屋フーズの今上期の決算からは三者三様の対応に追われた様が浮かび上がる。

次ページ三者三様の対応
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT