アップル「環境配慮」が日本でも認められたワケ

リサ・ジャクソン氏「バカげたアイデア」とは

6月17日に環境省で行われたCEチャレンジ発足式で、原田環境大臣から表彰を受けるアップルのリサ・ジャクソン氏(筆者撮影)

環境省は2019年6月17日、循環型経済(CE:サーキュラーエコノミー)への取り組み「CEチャレンジ」を発足させ、よい事例を表彰し、内外に広く普及を呼びかけるためのアワードを3つの企業・団体に贈った。

受賞したのはペットボトルの回収とリサイクル、資源利用の原料や環境に優しい素材への転換に取り組む全国清涼飲料連合会、昨今懸案となっているプラスチック対策や食品ロス対策に数値目標を設けて対策を進めるセブン&アイ・ホールディングス、そして自社だけでなくサプライヤーに対しての再生可能エネルギー転換推進やリサイクルを前提とした製品作りに取り組んでいるアップル。

アップルからは環境・政策・社会イニシアティブを担当するバイスプレジデント、リサ・ジャクソン氏が環境省の授賞式に参加した。受賞者は取り組みに関するプレゼンテーションを、原田義昭環境大臣の前で行い、お互いの取り組みについて熱心に耳を傾ける様子が非常に印象的だった。

アップルが掲げる3つの環境対策

授賞式に合わせて来日していたリサ・ジャクソン氏に話を聞くことができた。筆者は昨年2月にApple Parkで行ったインタビューに続いて1年ぶりとなるが、会う度に新しい進捗がジャクソン氏から語られることに、驚きを隠せない。

直近では、2018年9月のiPhone発表イベントにジャクソン氏が登壇し、新型iPhoneの基板に用いる希少金属や、スピーカー部品のプラスチックを再生資源に転換し、エレクトロニクス製品のビジネスとしては常識外れとなる「長持ち」を製品価値に取り入れる発表をした。

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