「勉強が苦手な子」と「得意な子」の決定的な差 「寝たいときは寝る」ほうが非常に効率的だ
勉強しているはずなのに頭に入ってこない、記憶してもすぐに忘れてしまう。そんな人はもしかしたら「インプット」ばかりになっていて「アウトプット」が不足しているかもしれません。
インプットとは、脳の中に情報を入れる、つまり「入力」すること。アウトプットとは、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に「出力」することです。 具体的にいうと「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。
本を読むのはインプット。その感想を友人に話せばアウトプットになります。本の感想を文章に書くのもアウトプットですし、 本の内容をもとに実際に行動してみることもアウトプットです。
勉強でいうなら、教科書を読むのがインプット。問題集を解く、テストを受けるのがアウトプット。理解した内容を友人に説明する、教えるのもアウトプットです。
「最も理想的なのはインプット3:アウトプット7の割合」です。もしお子さんが、一生懸命勉強しているはずなのに成績が伸びないという場合は「アウトプット」メインの勉強法に変えてみましょう。具体的な方法をご紹介します。
「手作業」が記憶力を向上させる
「読む」というのはインプットです。ただ「読む」だけでは、 記憶に残りづらく、数カ月するとほとんど忘れてしまいます。その「読む」という行為を、一瞬でアウトプットに変える方法があります。それが「書き込み」をしながら読む、という方法です。
アンダーラインを引く。字を書く。いずれも手を動かし運動神経を使う「運動」ですから、アウトプットです。そして、文字を書くことで、脳幹網様体賦活系(RAS)活性化されて、「注意せよ」というサインが脳全体に送られ、脳が活性化するのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら