1日3分!視力を回復させる「根拠のある方法」 最新論文で話題「ガボール・パッチ」の威力

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(答え)

(画像:『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』より)

このように同じ画像があるかないか?を判別していくので、パズルとや間違い探しのゲームに非常によく似ています。

視力回復につながるポイントとしては「画像を見ようとするのが大切」なので、間違ってもそれでもいいのです。間違ったとしても、「画像を見ようと脳を使う」ことで活性化されます。何度も繰り返し、同じ画像を見るのでよいのです。

球技がうまくなり、認知症にも効果的?

『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』(書影をクリックすると、Amazonのサイトへジャンプします)

ものが見やすくなり、その処理能力が上がるという事はさまざまなメリットがあります。読書能力が上がり、仕事の処理能力が向上することで、ミスを軽減することができます。

また、目が見えない事で肩こりや頭痛、疲労感など何となくの不調を引き起こします。とりわけ疲労感は脳疲労が原因の一つと考えられています。脳の機能を向上させることで、この疲労原因を取り除くこともできるのです。

これまでの視力回復法と大きく違う点は目だけをよくするのではなくて、脳からよくするという点です。そのため、野球をしている人を対象とした研究でも、ボールをよく見えるようになるためにバッターはアウトになる確率がさがり、打率も上がるという事が示されています。

副作用がない簡単な方法です。ぜひ一度試してみてください。

平松 類 眼科医/医学博士

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ひらまつ るい / Rui Hiramatsu

愛知県田原市生まれ。昭和大学医学部卒業。現在、昭和大学兼任講師、彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長、三友堂病院非常勤医師・眼科専門医・緑内障手術機器トラベクトーム指導医として勤務している。延べ10万人以上の老人と接してきており、老人患者が多い病院の眼科医として勤務してきたことから、老人の症状や悩みに精通している。医療コミュニケーションの研究にも従事し、シニア世代の新しい生き方を提唱する新老人の会の会員でもある。専門知識がなくてもわかる歯切れのよい解説が好評で、連日メディアの出演が絶えない。

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