日本人が「世界一ソムリエ」を逃した2つの理由 技は世界最高峰だが「意外な所」で差がついた
ぐっちーです。注目の第16回 世界最優秀ソムリエコンクールベルギー・大会が終わりました・・・・・・。
前回書いた「24年ぶり日本人『世界一ソムリエ』は誕生するか」では、日本から出場している2人のソムリエ(森覚さん、岩田渉さん)が予選を勝ち抜き、準決勝まで進出したことをお伝えしましたが、残念!!2人は決勝に進むことができませんでした・・・。
ノーマークの「マーク」がチャンピオンに!!
決勝には3人が残ったのですが、なんとなんと、まさに彗星登場!優勝したのはマルク・アルメルト氏(ドイツ)。若干28歳での戴冠であります。ぐっちーは前回の記事で書いた優勝予想でもおわかりの通り、ノーマーク。英語的に言えば、ノーマークの「マーク」が優勝したのですから・・・。彼のことはまったく知りませんでした。まして、優勝候補に挙げた人は恐らくゼロでしょう。
わが日本チームは大いに期待されておりましたが、結果は岩田さん11位、森さんが17位となり、2人ともベスト5にすら入ることができませんでした。
決勝結果はこんな感じです。
優勝は先ほど書いた通り、ドイツの新星・マルク・アルメルト選手!28歳での戴冠。2位はデンマーク、ニナ(ニーナ)・ジェンセン選手。2010年大会ヴェロニク・リヴェスト以来の女性最高位。そして、やはりなんと25歳という若さです。3位はポーランド出身のヨーロッパ王者ライモン・トムソン選手(この選手を本命とする人は多くいました)。
岩田君(あえて君と呼びます)はまだ29歳と若いわけですが、それより若い28歳のチャンピオンとは・・・。正直、驚きました。ただし、優勝したマークは決勝で赤ワインのブラインドテイスティングについて、一つしか正答を答えられない、あるいは、準優勝のニーナはグラスを落として割るとか、これ、岩田君(準決勝で敗退)だったら、全問正解だったしグラスを落とすなんて・・・というような感じで、決勝にさえ残ってくれたら楽勝だったような気もしなくもないのです。
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