日本人が「世界一ソムリエ」を逃した2つの理由 技は世界最高峰だが「意外な所」で差がついた
しかし、ヘルベルト・フォン・カラヤンが突然目をつむって指揮をし始めた。そうこうしているうちに、レナード・バーンスタインなどはかかとを上げるどころか、飛んだり跳ねたりし始めて、小澤征爾はそれをさらにダンスのようにしてしまった・・・・・・等と言われています。多分、フルトヴェングラー(1886-1954)なら怒り狂ったと思います。でも、それが時代なんですね。今の指揮者たちは目をつむったり、笑ったり、飛んだり跳ねたりもうやりたい放題。自分の感性の赴くまま、ですね。
日本の女性ソムリエに期待する
今回のコンクールを見ていて、これと同じようなことを感じたわけです。マークのサービスは本当に切れ味抜群、スピーディーですばらしい。でもグランドメゾンでは受け入れられないだろう。
それでも、それが時代なんだ、ということなんだろうと思います。例えは悪いですが、敵が航空母艦を繰り出してきているのに、戦艦大和で戦った旧帝国海軍のようなイメージですかね。岩田君は若いけれど、戦闘方法としては「戦艦至上主義」だったのかもしれません。まあ、御指南役が田崎さん、石田さんという正統派ですから、大変失礼ながらそれもやむなしでしょう。野球でも何でもそうですね。スライダーやスプリットが全盛になったと思ったら、「時代遅れのカーブ」が戻ってきたり、まさにどの業界でも起こることなんだと思います。
ということで、キーワードは非英語圏と世代交代。その意味では、あまり先入観がなく、色がついていないほうがいいのかもしれません。特に日本の場合、若い、やっぱり女性がポイントになるでしょうか。日本女性独特のきめ細やかな気配りは多分世界でも主流になり得るのではないかな、と思い、実は何人かの日本人女性ソムリエの顔を思い浮かべています。
次の大会はもう3年後か・・・。ぐっちーはもはや生きているのかさえ、わかりませんが、もし元気であれば再びチャンピオンシップに行きたいと思います。日本開催、ってのもあり得ます。この際東京オリンピック、大阪万博と共に、どさくさ紛れに来ないかな(笑)、と思っています。森さん、岩田さんは本当にご苦労様でした。そして「ノーマーク」のマークは Congratulation !!
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