日本人が「世界一ソムリエ」を逃した2つの理由 技は世界最高峰だが「意外な所」で差がついた
そりゃあ、I’m sorry に決まってますわな。中学生でもわかります。
ところが・・・・・・インド人は人の足を踏んでおいて「Never mind!!」 とにこやかに言って去っていきます。ちょっと待て、それ、お前のセリフか・・・・・・ということで、英語元来の意味が支離滅裂に離れていくというのが非英語圏の英語の共通要素です。なので、ぐっちーたちはアメリカの基準では完全にネイティブですが、実は非英語圏の人との英語は別に学習しているのです。わざわざ、お金を払ってですよ・・・・・・。なんで、インド人とかシンガポール人とかイラン人とかがしゃべる英語の勉強をするのか意味不明だと思いませんか(笑)? でもそこまでしないと、本当にわからないのです。
そして、2人が予選を通過できなかった大きな理由の一つがここにある気がしてならないんです。岩田君は掛け値なしに英語がうまい。森さんもきれいなネイティブをしゃべられます。
審査員とのマークの会話は、どこか違ったのか?
ただ、準決勝を見る限り、このフランス語なまりの英語をしゃべる人たちときちんとコミュニケーションできているか、サービスできているか、と言われるとたしかに?だったのです。
今回の大会では、日頃、ぐっちーが仕事で感じているような、妙なミスコミュニケーション感を持ったのは確かです。つまり、ネイティブ特有の表現(別に難しくないんだけど・・・)がうまく通じない時がある。例えば・・・ワインを注ぎます。
すると客(審査員)がフランスなまりで、「Oh, I like this wine、is it?」と言っているわけです。ん?これって英語? 実際に、言われた岩田君は不思議そうな顔で無言でそこを通過していましたが、それは当然です。一方、マークはにっこり笑って”Yes, it is!!” と答えて他のテーブルに回っていきました。英語としては大間違いですが「岩田減点10、マーク加点10」の瞬間です。
もし、「私はこのワインが気に入ったけど、君もそうでしょう?」というなら、
I like this wine, don’t you think so? 100歩譲っても
I like this wine, you do?
あたりがぐっちーには限界に見えます。これに is it? はないでしょう。せめてisn’t it にしてくれ~、と思うのはほとんどすべてのネイティブだと思いますし、岩田君が無言で通過するのも当然なわけですよね。
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