「中1の勉強」でつまずかないための2つのルール 小学6年生のうちからやっておきたい準備
今年も卒業式のシーズンを迎えました。これからお子さんが中学校に上がり、授業についていけるか心配な親御さんも多いのではないでしょうか?
中学生になると、勉強量はグッと増え、部活や人間関係など大きな環境変化に直面します。心身ともに、まだ幼い入学当初の子どもたちが、環境の大きな変化で中学生活や勉強面でついていけなくなる「中1ショック」。これを回避するには、どうすればいいのでしょうか?
そこで、全国の小中学生のお子さんを持つ親御さん、同業者からも相談が殺到する「さくら個別指導学院」塾長・國立拓治氏の最新刊『小学生のうちに身につけたい! 「勉強」のキホン』から解説します。
小学6年生のうちから、しっかり準備していく
そもそも小学校の勉強には、親のサポートが欠かせません。まだまだ精神的に幼く主体的に勉強するには、親の支えなくては、大半の子は勉強がわからなくなってしまうからです。
ただそれも中学に入学し、中1の2学期ごろには終わりを迎えます。子どもたちが思春期を迎え精神的に成長し、親離れがはじまるからです。勉強に限らず、すべてにおいて子どもは、親の介入を嫌がるようになります。
そして、このタイミングで、「中1ショック」が起きてしまうのです。親がいくら力になりたくても、子どもは素直にアドバイスを受け取ってくれないのです。
「中1ショック」におちいらないためにも、子どもが親の言うことに対し素直に耳を傾けてくれる小学6年生のうちから、しっかり準備していくことが重要です。
そのいくつかの準備のうち、今回は、2つのルールをご紹介いたします。
ルール① 学校の授業をしっかり聞く
当たり前すぎて拍子抜けされている方も多いのではないでしょうか。しかし、このルールはあえて書く必要があるくらい、とてもとても大切なのです。
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