「中1の勉強」でつまずかないための2つのルール 小学6年生のうちからやっておきたい準備

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学校の授業は、親が力を貸すことができない、子どもだけが頑張る聖域です。この聖域に対して、小学校のうちに外から働きかけて、なんとか授業をしっかり聞けるようにしていきたいですね。

ルール② ノートを整える

成績が芳しくない子の1つの特徴として、“ノートをギュウギュウに詰めて書いている”という共通点があります。そしてこの習慣をなくし、「整ったノート」を書く方法を知るだけでみるみる成績が上がった子の多いこと多いこと。なぜノートをギュウギュウに詰めているといけないのでしょうか。理由として以下の3つが挙げられます。

・ノートに何が書いてあるか、後から確認できなくなる
・見にくいためケアレスミスを起こしやすい
・問題を間違えたときに、解き直しを書き込めるスペースがない

整ったノートを書くコツ

では「整ったノート」を書くためには、どうすればよいのでしょうか。実は、たった2つのルールだけ守れば問題ありません。勘違いしてしまう子が多いのですが、「整ったノートを書く」と「きれいなノートを作る」はまったく別物です。多くのルールがありすぎても覚えられませんし、ましてや小中学生くらいだと“ルールにのっとりきれいなノートを作る”ことが目的になってしまいます。そのためノートのルールは、2つで十分といえるのです。

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まず1つ目は、問題と問題の間は1行空けることです。問題と問題の間を1行空けるだけで、見違えるように見やすくなります。マル付け後に解き直しができるように、余白部分は大きくとっておきましょう。

2つ目は、日付と問題情報を書くことです。後からノートを見たときに、ストレスなく取り組んだ内容が見えるように日付と解いた問題の情報(どの問題集、何ページなど)を書いておきましょう。

ノートを整えることで学校でも家庭でも学習の振り返りがしやすくなります。ぜひお子さんに実践してもらうようにしてください。

この2つのルールは5教科すべて共通です。このルールを参考にお子さんの学習のサポートをしていただき、少しでも成績アップのお役に立てれば幸いです。

國立 拓治 さくら個別指導学院 塾長

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くにたて たくじ / Takuji Kunitate

1974年愛知県春日井市生まれ。大学卒業後、愛知県内の大手学習塾に勤めた後、 「さくら個別指導学院」を開校。中下位層(偏差値40~50)の子供たちの指導を得意とし、「勉強を楽しみつつ、みるみる成績が上がる塾」として評判に。20年強の指導歴で個別指導生徒数は2000人を超え、中下位層の子供たちの偏差値が70近くになることも珍しくないという実績もある。

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