米バークシャー、アップル株の保有を減らす

昨年末時点、当局への届出書類で明らかに

 2月14日、富豪ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、株式ポートフォリオで最も大きな比率を占める米アップルの保有を減らした。写真はアップルのロゴ。チューリヒで1月撮影(2019年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[14日 ロイター] - 富豪ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ<BRKa.N>は、株式ポートフォリオで最も大きな比率を占める米アップル<AAPL.O>の保有を減らし、カナダの石油・ガス生産大手サンコー・エナジー<SU.TO>と基本ソフト「リナックス」関連サービスを手掛けるレッド・ハット<RHT.N>を買い増した。14日付の証券当局への昨年末時点の米上場株保有状況に関する届出書類で明らかになった。

昨年11月に初めて保有を発表したソフトウエアのオラクル<ORCL.N>は、21億3000万ドル相当の持ち分全てを売却したもよう。通常は数十年にわたって株式を持ち続けるバークシャーが、これほど短期間で投資方針を変更するのは非常に珍しい。

バークシャーの昨年末の米上場株ポートフォリオの評価額は1831億ドルで、株安に見舞われた影響から3カ月前より380億ドル減少した。同社は23日に第4・四半期と2018年通期の決算を発表する予定だが、株式資産の目減りは純利益を押し下げる公算が大きい。

アップル株の保有規模は2億5250万株から2億4960万株に減少した。保有圧縮の理由は不明だが、バフェット氏はこれまで、保有規模の小さな振れは自身の考え方の変化ではなく自社株買いが反映されている可能性があると話してきた。

第4・四半期にアップル株は30%下落したため、バークシャーの持ち分の評価額も約570億ドルから400億ドル弱に下がった。

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