蛤ラーメン「金色不如帰」一つ星獲得の道のり

ミシュランガイド東京2019に追加された名店

「ミシュランガイド東京2019」のラーメン部門で、一つ星を獲得した「SOBAHOUSE 金色不如帰」の「そば(醤油)」(筆者撮影)

ミシュランガイド。タイヤメーカーのミシュランが発行する、おいしい飲食店・レストランなどを紹介する赤い表紙のガイドブックだ。ここで「一つ星」「二つ星」「三つ星」という評価を得れば日本のみならず世界にもその名が知られるが、もちろん獲得できる店は限られる。

この連載の一覧はこちら

11月30日。最新版として発売された「ミシュランガイド東京2019」に、東京都新宿区にある小さなラーメン店が「一つ星」のお店として追加された。「SOBAHOUSE 金色不如帰(こんじきほととぎす)」。東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅から徒歩3分。カウンター7席にテーブル席4席、わずか11席のお店である。そば(醤油)(850円)、真鯛と蛤の塩そば(900円)などのメニューを取りそろえる。

真鯛と蛤の塩そば(筆者撮影)

「そば(醤油)」は豚骨と蛤と乾物系、「真鯛と蛤の塩そば」は真鯛と蛤と乾物系のトリプルスープが特徴で、添えられた3種の特製ソースをスープに溶かしながら味の変化を楽しめる1杯が人気だ。

ミシュランガイドにおける星の位置づけは下記の通りだ。

一つ星:そのカテゴリで特においしい料理
二つ星:遠回りしても訪れる価値のあるすばらしい料理
三つ星:そのために旅行する価値のある卓越した料理

これ以外に星は付かなくても、「5000円以下で特におすすめの食事を提供している」お店を「ビブグルマン」として紹介している。

ラーメン部門で3店舗目の一つ星を獲得

もともとミシュランガイドにはラーメン部門がなかったが、「ミシュランガイド東京2015」よりラーメン部門が新設された。

2015では星獲得の店舗は出なかったが、翌年発行された2016で初の一つ星を東京・巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦」が獲得、2017で大塚の「創作麺工房 鳴龍」が獲得、そして2019で「SOBAHOUSE 金色不如帰」が3店舗目の一つ星獲得という流れだ。

次ページ金色不如帰とはどんなお店なのか
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • この新車、買うならどのグレード?
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
これが世界のビジネス常識<br>会社とジェンダー

「ジェンダーギャップ指数ランキング2021」で日本は120位という結果に。先進7カ国中で最下位かつ、女性の社会的地位が低いとされるアフリカ諸国よりも下です。根強く残る男女格差の解消は、日本経済が再び競争力を取り戻すために必須の条件です。

東洋経済education×ICT