2カ所以上で働く労働者に関する規定とは? あなたにも出来る!社労士合格体験記(第75回)
「うちに来たら?」にびっくり
2008年2月、4年かけて行政書士試験にようやく合格できたものの、次の一歩をどう踏み出したらよいのかがわからず悩んでいました。そこで、まず私が行政書士試験を受けるきっかけとなった(第7回参照)、餃子専門店で知り合った先生に電話してみることにしました。
合格したことを報告した後、率直に尋ねると「実務経験もないのにすぐ登録するのは勧められない」との答えでした。そこで「どこか実務を修行させてくれるところを紹介していただけないでしょうか?」とお願いしてみました。当時の私の仕事は月・火曜が休みだったため、その2日間が使えるのではないかと、軽い気持ちで考えていたからです。
ところが意外な答えが返ってきました。「うちで修行するのがいちばんいいから、うちへ来たらどうですか」と言うのです。このありがたい言葉にはびっくりしましたが、とりあえず一度会おうということになりました。
チャンスがチャンスを呼ぶ
不思議なもので、物事が動くときにはさまざまなチャンスが同時にやってくるものです。合格する前に求人サイトで応募していた語学学校から、急に面接にきてほしいとの電話が入りました。実は、ネットでのやり取りでは年齢制限もあり一度書類選考で落ちていたため、もうとっくにあきらめていました。ところが、再検討した結果、もしよければ面接を受けてもらいたいと言うのです。
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