堀江貴文「僕を含め、世の中の99%は凡人だ」

天才・イチローと凡人・堀江貴文のちがい

元リクルートの藤原和博さんは、こう言っています。1つのことに1万時間をかければ、「100人に1人」くらいの能力は得られる。「1万人に1人」になるには才能が必要だとしても、「100人に1人」には、才能がなくても時間さえかければなれる。

能力Aを得た後、次に、能力Bに1万時間をかけて、その能力を得る。そうして、能力Aと能力Bを同時に持つ人物となれば、「100人に1人」×「100人に1人」で、「1万人に1人」の人材になれる。さらに能力Cを得れば、「100万人に1人」の人材。立派なレアカード人材の出来上がりです。

つまり、これがぼくの成り立ちです。ぼくのスペックは、実業家、プログラマー、ロケット開発者、著述家、服役経験者……とにかくたくさんです。

個別の能力それぞれで言えば、ぼくより優れた人なんていくらでもいます。でも、ぼくと同じだけ、能力や肩書を同時に持つ人は、日本にはほぼゼロでしょう。つまりぼくは、凡人でありながら、超レアカード人材なんです。

「一生一業」なんて生き方は非現実的だ

天才って、確かに実在するし、ぼくはそういう人とも会ってきてる。でも、人並み以上にたくさんの人と交流してきた経験から言えるのは、自分を含めた、世の中の99%以上は凡人だということです。

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ぼくの周りの頭のいい人間は、みんなそこに自覚的です。自分が天賦の才能を持って生まれてきてるとは思ってない。そのうえで、この時代をどう生きていくかを真剣に考えるなら、一生一業なんて言ってられるわけがないんです。

たまたま、数十年前の高度成長期に、終身雇用幻想が実現する「例外的な時代」が確かにあった。厄介なのは、その時代を経験した上世代が、それが「例外的な時代」だったことに無自覚だということです。だから下の世代に向けて「大学を出て会社に就職しなさい」と言い続けてしまう。

自分がたまたま恵まれていただけという自覚がないのは、危険です。だから、ぼくは「多動力」というキーワードを使って、現代人に対して、やりたいことを複数持ってそのどれもをやることを繰り返し薦めています。

これは、「例外的な時代」ではなく平凡な時代に生まれたぼくという凡人からの、同じく凡人である仲間に向けたメッセージなんです。

<まとめ>
ポイント1:堀江貴文は天才だというのは大きな誤解。ぼくは凡人。あなたもたぶん凡人。

ポイント2:天才とは一生一業が許される人。たとえばイチロー選手のような究極にストイックな人物。

ポイント3:誰だって1つのことに時間をかければ、100人に1人くらいの能力は得られる。

ポイント4:「100人に1人の能力」を1つずつ増やしていけば、あなたは特別になる。
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