堀江貴文「僕を含め、世の中の99%は凡人だ」 天才・イチローと凡人・堀江貴文のちがい
ぼく、凡人なんですよね。これをよく覚えておいてください。どうもこのことを誤解する人がすごく多いようなので。ぼくはこれまでも教育制度批判や会社制度批判を繰り返してきています。それに対して、いつもこんな意見が届きます。
「いやいや堀江さん。学歴は関係ない、やりたいことをあれもこれもやれっていうけど、それで成功できるのはあなたが非凡な天才だからでしょう。私たちみたいな凡人は、ちゃんと学校を卒業して、会社に就職して、1つの仕事を一生勤め上げるしかないんです。それがどんなに平凡でも」
まったくわかってない。完全に真逆です。1つの仕事で一生を生き抜くなんて、天才にしかできない生き方です。
「凡人でも天才に負けない」ための方法
野球のイチロー選手を想像してください。非凡というのはああいうことです。2016年にはメジャーリーグ通算3000本安打の記録を打ち立て、日本時代とアメリカ時代を通算したプロ野球での全安打数は、ギネス記録。
彼の年齢はぼくの1つ下です。ということは、ぼくが嫌々大学受験をしていた時も、ぼくが最初に起業した時も、フジテレビを買収しようとした時も、刑務所に収監された時も、コミュニケーションサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」を立ち上げた時も。変わり続けるぼくと対照的に、ほぼ同い年のイチロー選手は、ずっと変わらず野球をやり、しかも成績を出し続けていた。
これだけ野球だけに徹底して人生を捧げたのだから、今後もきっと、野球というものが彼を守っていくでしょう。
でもそんな彼でも、「自分は天才じゃない」と言うんですね。天才ではないから、並外れた量の練習をこなして強くなったのだと。また、彼の食事管理や体調管理の徹底ぶりは有名です。
そんなストイックな生き方ができる人自体、何万人に1人でしょう。圧倒的に非凡。凡人のぼくには無理です。
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