「週末の寝だめ」でどんどん疲れていくワケ 「社会的ジェットラグ」を知っていますか
金曜日に早く寝ると、案外「土曜日と日曜日がこんなに有効に使えるんだ!」と驚くかもしれません。逆に「金曜日は心ゆくまで起きていたいんだ!」という方は、心を鬼にして8時半に起きてください。その代わり、午後に次にご紹介する②のお昼寝を取り入れると、気持ちも体もだいぶラクになるのでオススメです。
起きたら体内時計をリセットするために30分程度は太陽の光を浴びます。太陽の光を直視することは危険なのでオススメしませんが、網膜で光をキャッチすることで体内時計がリセットされるので、背中で光を浴びるというよりは、太陽の方に顔を向けるようにしましょう。そして朝食を食べ、あとは普通に生活をします(窓際で太陽の光を浴びながら朝食、でも結構です)。
週末は2時間、平日は15~20分の昼寝を
② 昼寝は2時間までOK
てっとり早い睡眠不足の解消法として、1~2時間のお昼寝も効果的です。昼の12~15時の間に1~2時間寝るだけなら、「なかなか眠れない」「眠りが浅くなる」など夜の睡眠に悪影響がおよぶことはないといわれています。
筆者もお昼寝が大好きなので、実はその分、失敗もたくさんしています。あまりに気持ちがよくてうっかり3~4時間寝てしまう、15時ごろからお昼寝をスタートさせてしまうなどのルール違反のため、「寝すぎ」や「起きたら夕方の5時や6時!」になることが多々ありました。
そうすると起きた時に頭がズシンと重くボンヤリとして、活動が緩慢になるのと、その後ダルい、疲れているなど絶不調が数日間続くことをほぼ毎回体感。ですので、皆さんは、くれぐれも「12~15時の間の2時間まで」をお守りください。
ちなみに平日に関しては、12~15時までの間に15~20分ほどお昼寝をしてもOKです。睡眠不足の解消にはなりませんが、頭がスッキリして仕事の効率がUPするでしょう。なぜ15~20分かというと、それ以上寝ると深い睡眠に入ってしまうので、起きてから頭がボンヤリしてしまい仕事モードに戻るまで時間を要します。
筆者も20分寝るつもりが40分~1時間くらい寝てしまう時がありますが、長く寝るとやはり頭がボーっとすることが多いので、会議や商談の前など頭脳をシャープにしておきたい時は、教科書通り15~20分にとどめておく方が賢明です。ちなみに20分だけ眠る、なんて急に眠れないという方もいるかもしれません。そんな場合は、20分目を閉じているだけで大丈夫ですよ。続けていくうちに、だんだんと眠れるようになってきます。
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