4代目ジムニーが女子にも大人気を呼ぶ理由 デザイン、走り、構造のすべてが潔い

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西村:4代目ジムニーの価格(145万8000~184万1400円)は、軽自動車の中では高めかもしれない。でも機能からすれば僕はむしろ安いと思う。ジムニーシエラ(176万0400~201万9600円)との性能差を考えると、わりと絶妙なところをついている。

現行ジムニーに課題はない?

――今のジムニーに対して、気になる点や課題はありませんか。

藤島知子(ふじしま ともこ)/モータージャーナリスト。幼い頃からのクルマ好きが高じて、市販車やミドルフォーミュラカーなどのレースに参戦。2017年は女性初のプロレースシリーズの競争女子選手権「KYOJO CUP」に参戦するなど、自身のドライブ体験を通じたレポートも行っている。テレビ神奈川の新車情報番組『クルマでいこう!』は出演10年を迎えた。日本自動車ジャーナリスト協会会員、2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(撮影:梅谷秀司)

西村:デザインから入られた人の中には、実際乗ってみて自分のライフスタイルに少し合わない人も出てこないとうそなんですよ。「乗ってみたけれどもやっぱり不便だな」「少し我慢できないな」と考える人たちが出てくる。でもこれは決してマイナスではない。それはジムニーが持っている性能が本物だから。そこと自分のスタイルと合わなかったという裏返し。悪いことではないと思います。

藤島:ジムニーがいいと思う人にとってはもう最高の車。今は課題を探すほうが正直難しい。それぐらい買う人と買わない人がはっきり分かれる車なのでは。あえていえば、SUV全般に言えることですけど、アイポイントが高くなる分、ボディの下回りがやっぱり見えづらくなる。子育てをしていらっしゃる人は、この死角があることを認識して乗らなければいけないでしょうね。

森口:最近の軽自動車をみると、背の高い「N-BOX」(ホンダ)でも割とコーナーとか安定して普通に走れる。そういうのと比べて、ジムニーにはやっぱり腰高感はある。ジムニーシエラは違いますけれど、軽自動車枠のジムニーのほうはそういう部分はあることを頭に入れておいたほうがいいでしょう。

成相 裕幸 会社四季報センター 記者

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なりあい ひろゆき / Hiroyuki Nariai

1984年福島県いわき市生まれ。明治大学文学部卒業。地方紙営業、出版業界紙「新文化」記者、『週刊エコノミスト』編集部など経て2019年8月より現職。

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