新型iPadPro、使ってわかった大刷新の全貌 画面は広くなりペンの諸問題も解決

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オプションは2つある。1つは、AirPods、BeatsなどのBluetoothワイヤレスヘッドフォンを使用するパターン。そしてもう1つは、後述のUSB-Cポートに差し込む変換アダプターを購入するパターンだ。これはApple Storeでも別売のオプションとして販売される。

ちなみに、AndroidスマートフォンにもUSB-Cの採用が進んでいるが、それらに付属するUSB-C/3.5ミリステレオヘッドフォンジャックの変換アダプターも、iPad Proでそのまま利用できた。

iPad Proには、iPhone XSに搭載されたものと同じ世代の7nmプロセスを用いたA12X Bionicが搭載されている。しかし同じなのは世代と製造プロセスだけで、そのパフォーマンスは別格だ。

A12X Bionicには8つのCPUコアと7つのGPUコアが備わった。それぞれA12 Bionicの6つ、4つから増加しており、iPhone XSに対して1.6倍程度のパフォーマンスを発揮する。

A10X Fusionチップを搭載していた筆者の手元にあるiPad Pro 10.5インチの倍の性能を発揮し、同じく普段使っているMacBook Pro 13インチモデルのクアッドコア2.7GHz Intel Core i7と同じようなプロセッサーの性能と見ることができる。

アップルによるとグラフィックス性能もこれまでの2倍の性能を誇り、ARやゲームなどのパフォーマンスが格段に向上する。

加えて、iPhone同様、A12X Bionicには8コアのニューラルエンジンが採用された。iPadとしては初めての機会学習に特化したプロセッサーの搭載となる。この点は、直近のパフォーマンス向上よりも、長い目線で見て、アプリの機械学習処理の採用の増加を通じて、インパクトが大きいものとなるだろう。

Apple Pencilの諸問題は解決へ

iPad Proの特徴は、Apple Pencilが利用できることだった。2018年に349ドルから販売される廉価版のiPadでもApple Pencilが採用されたが、新型iPad Pro向けには新世代のApple Pencilが用意された。

これまでのApple Pencilは、滑らかな書き味と素早い画面の反応が追求され、傾きや筆圧の反応もよい、評価の高いスタイラスだった。しかし充電の際にはペン先とは逆の端のキャップを外して、iPad本体のLightningポートに差し込まなければならず、不格好なうえ、折れはしないかと筆者はつねづね不安だった。

また持ち歩く際にも、iPad本体にもApple Pencilにもホルダーのような仕組みは用意されていなかったため、鉛筆やペンと同じように筆箱にしまわなければならなかった。

新型iPad ProとApple Pencilの組み合わせは、充電と持ち運びの問題を解決している。本体の右側面(Smart Keyboardを利用する際には上の辺)には磁石が2つ備わっている。一方Apple Pencil側にも磁石があり、これらによって正確な位置で、Apple Pencilを固定して持ち運ぶことができる。

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